著者のコラム一覧
山崎裕之野球評論家

1946年12月22日、埼玉県生まれ。上尾高校時代には投手兼遊撃手として、1963年選抜高校野球に出場して注目を集め、東京オリオンズ(現ロッテ)に入団。3年目にレギュラーとなる。69年には打率.301を打ち、翌年は1チーム20ホームラン以上が5人という史上初の驚異打線の一員として大活躍。1979年に西武ライオンズ移籍後も、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得するなど、攻走守すべてにおいて活躍をみせた。引退後は野球解説者、野球評論家として活動している。

「4番筒香ダメなら辞める」 DeNA中畑監督が崖っぷち発言

公開日: 更新日:

【2015 キャンプ探訪】

「ヤマさん、疲れたよ……」

 自慢の喉を披露したり、キャンプに松井秀喜を呼んだりと相変わらず話題づくりがうまい中畑監督。「毎日、大変だね」と言う私に、小声でポロッと漏らした。

 12年末に最愛の夫人を亡くしたショックは計り知れない。昨季もチームを鼓舞し続け、結果は5位に終わったものの、巨人に唯一勝ち越した(13勝11敗)。

 ファンに期待を抱かせる今季の打線について聞いてみると、きっぱりとこう言った。

「4番は(6年目の)筒香でいきます。彼と心中する。結果が出なければ辞めます」

 1年目のキャンプで見た筒香の力強いスイングは衝撃的だった。その後は故障などで伸び悩み、昨年22本塁打、77打点とようやく開花。就任4年目の監督が「ダメなら辞める」とまで宣言して真の4番に育てるというのだから、使われる側も覚悟して臨むはずだ。

「4番・筒香」の脇を固めるのは、グリエルと巨人から移籍してきたロペスか。昨季、巨人で最多の22本塁打を記録したロペスは、打率.243と低迷。巨人の原監督は「いいところで打てない」と勝負弱さを指摘していたが、この助っ人は試合後、相手投手の映像を繰り返し見ながら準備と反省を怠らないという。ロペスは来日1年目は3割を打っている。こういう外国人は軽視できない。グリエル、筒香、ロペス、バルディリスと並べば迫力のある打線になる。リーグ最少だった得点(568)は改善される。

 新人では、内野手の倉本(寿彦=日本新薬)、投手では山崎(康晃=亜大)を評価していると中畑監督は言った。05年以来のAクラスも監督のクビも、筒香と助っ人の成績にかかっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網