松山暫定10位浮上 見事なパット修正で8バーディーの猛攻
【全英オープン】(セントアンドルーズ・オールドC・7297ヤード/パー72)
大会2日目は早朝にバケツをひっくり返したようなドシャ降り。コース内はいたるところにみるみる水たまりができて、3時間14分もプレーが中断した。
そのため、当初は現地時間2時34分だった松山英樹(23)のティータイムは5時48分にずれ込み、日本ツアーでは考えられない遅い時間にプレーすることになった。
初日の松山はバーディーチャンスを何度も外して、同組の世界ランク2位J・スピース(21)、同4位のD・ジョンソン(31)に大きく後れを取った。ジョンソンが7アンダー首位、スピースは5アンダー8位タイ。松山はイーブンパー64位タイと、勢いのある2人についていけず完全に“カヤの外”だった。
松山はショットには問題がなくグリーン上のパットがブレーキだった。
「途中からパットに自信がなくなって全然入らなくなった」(松山)と複雑な傾斜のあるグリーンに対応できなかったのだ。