もはや下品の域 横綱・白鵬が逸ノ城に“アッパー”でダメ押し

公開日: 更新日:

 見苦しいどころか、下品、不快ですらあった。

 横綱としての品格など最初から持ち合わせていない白鵬(30)が、9日目の逸ノ城戦でまたやらかした。

 立ち合いで張り差しから右四つに組むと、その後は慎重に寄り切り。勝負がついたのを確認するや、右手でノド輪のように逸ノ城のアゴを下から突き上げてアッパーを見舞うと、そのまま相手の顔を見ようともせず、さらに腕を伸ばして突き飛ばしたのだ。

 白鵬は過去にもヒジ打ちや土俵下でのダメ押しなど、品のない行為をこれでもかとやってきた。しかし、この日の「ダメ押し」ほど悪質だったことはない。

 ある角界OBは「思うものはあったのだろうが……」と、こう話す。

「逸ノ城といえば話題になるのはダイエットばかり。一向に伸びないモンゴルの後輩に苛立っていたことはあるだろう。白鵬は巡業でも逸ノ城をよく“可愛がって”いるので、稽古場でのダメ押しはよく見る光景ではある。ただ、本場所と稽古場は違う。横綱はおろか、平幕の力士でも本割でこんな行為をした者はいませんよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…