“松山効果”もなし 注目消えた日本男子プロに「努力不足」の声

公開日: 更新日:

「男子プロ自体が社会に貢献しようという意識が希薄です。プロは昔から自分の成績だけ良ければそれでいいといった考え。またツアーを開催して金儲けをたくらむ連中がプロはすごいと持ち上げるから、いびつな体質になってしまった。そんな男子ツアーが『チャリティーです』って言ったところで、だれだって冷めた見方しかできません。例えば入場料の一部を地元に寄付し、選手はそのお礼としてギャラリーにサインをする。選手も選手で賞金の一部を一律で寄付する。そうすればゴルフファンだけでなく、一般の人も好意や関心を持つでしょう。中身がともなっていないというか、目に見える還元がないのです。だから共感が得られない。せっかく何万人も集まってくれるのに、何かしようという工夫も考えつかない。これではおためごかしにしか見えません」(前出の三好氏)

 カネ儲けしか頭にない品性下劣なプロゴルファーたちと、それをうまく利用してやろうと考えている怪しげな連中ばかりだから、日本の男子ツアーがチャリティーと言ってもうさんくさく聞こえるわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?