B・ワトソンもイラッ 松山の“マイペース”が嫌われる理由

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【プレジデンツ杯】

 球打ちだけがうまくても名選手とはいえない。

 世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の2年に1度の対抗戦「プレジデンツ杯」が8日に開幕。初日は2人1組で1つの球を交互に打つフォアサム5対戦が行われ、米国選抜が4勝1敗で3ポイントリードした。

 松山英樹とアダム・スコット(オーストラリア)のペアは、J・B・ホームズ、B・ワトソン組と対戦。松山の組が2ホールを残して3&2で敗れた。

 このマッチ、松山のパッティングアドレスが長いことにワトソンが何度もイラつき、苦笑いを見せる場面もあったが、遅いのはパットだけではない。

 松山のスロープレーは米ツアーでも問題視され、13年の全英オープンでは1罰打を科せられている。同年のフジサンケイでも、同伴者の横尾要が松山のマイペースにイライラを募らせ、「今の若いやつはみんな遅い。どうかしている」と苦言を呈した。

 ゴルフには同伴競技者がいる。相手に気を使い、互いに邪魔にならぬようプレーするのはイロハのイ。スポーツマスコミは「メジャー優勝は時間の問題」などと報じているが、同伴者のプレーリズムなどお構いなしに常にマイペースでは、松山は米ツアーの嫌われ者のままだ。

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