本人はリオへ意欲も ハンド男子いつまで最年長・宮崎頼み?

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「五輪に行くことでハンドボールが変わる。勝つ勝たないで全然違う」――。

 ハンドボール界の第一人者として知られる宮崎大輔(34)が、来年のリオ五輪出場を誓った。

 4日、男子日本代表がリオ五輪アジア地区予選(14日開幕=カタール・ドーハ)に向けた合宿を公開。88年ソウル五輪以来、28年ぶりの出場を目指す18人の代表メンバーが主に実戦形式の練習で約2時間、汗を流した。11カ国で争う今大会で五輪キップを手にするのは優勝チームのみ。2、3位は来年の世界最終予選に回る。

 五輪予選が今大会で4度目となる宮崎は「五輪に出れば(報道陣が)倍になりますかね。(ラグビー日本代表の)五郎丸さん凄いですね。僕もああなりたいな」と話したが、このベテランにW杯ベスト15に選ばれたFBほどの活躍は期待しにくい。

 代表最年長の宮崎は今年、度重なる故障に泣かされ、4月には椎間板ヘルニアを手術。約3カ月間のリハビリを強いられ、当初は代表合宿への招集を見送られた。6月に復帰してからは所属する大崎電気の指揮官でもある岩本真典監督に必死にアピールして代表入りを果たしたほどだった。

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