関東学院も提携 スポーツメーカー“大学丸抱え”の皮算用

公開日: 更新日:

 この「関係」は今後も増えるのではないか。

 関東学院大学とスポーツブランドのアンダーアーマーを日本で展開する(株)ドームが19日、パートナーシップ契約の締結を発表した。今後は、サッカーや硬式野球、陸上など、大半の運動部のユニホームが、スクールカラーのオリーブグリーンのデザインで統一される。

 3月には、アシックスが早稲田大学と5年間の包括的な提携を結んだばかり。箱根駅伝を連覇した青山学院大も、13年からアディダスジャパンとスポーツ分野でパートナーシップ契約を結んでいる。ナイキやミズノなどとシューズ契約を結んでいる大学もある。

 箱根駅伝が顕著だが、ユニホームにプリントされたスポーツメーカーのロゴマークがテレビに映し出される宣伝効果は大きい。どのメーカーも、実際に製品を使う学生の声を開発に反映させたり、スポーツ医科学などの研究開発やスポーツを通じた社会貢献活動なども共同で行うという。

 大学側からすれば製品の供給を受けるだけでなく、早大のように、メーカーが得る収益の一部を運動部の強化支援に回せるメリットもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較