五輪メダル獲得で報奨金と税金、給料、待遇はどうなる?

公開日: 更新日:

「ただ、民間のスポンサーからの報奨金には税金がかかりますよ」(国税庁担当者=前出)

 さらに、自衛官や警察官なら特進もある。今大会は射撃に森栄太(自衛隊)や佐藤明子(警視庁)、近代五種に三口智也(自衛隊)ら“公務員選手”も出場しているが、彼らがメダルを獲得すれば出世間違いなし。

 例えば、自衛隊員として東京五輪・メキシコ五輪で金メダルを獲得した重量挙げの三宅義信氏(三宅宏実の伯父)は、3等陸尉から最終的には陸将補(少将級)まで出世。警視庁の阿武教子氏(柔道)もアテネ五輪の金で巡査部長から警部補に昇進している。

「自衛官の場合、4階級特進の例もある。俸給で計算すると、年収で40万円ほどのアップになります」(自衛隊関係者)

 選手にしてみれば金額より名誉だろうが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態