団体銀以上確定 男子卓球を変えた“愛ちゃん人気”と独留学

公開日: 更新日:

「日本にはさまざまなスポーツがあり、学校に通いながら国内でトップを目指す道がある。けれども世界を目指すなら、そのスポーツが盛んで注目されるような場所に行き、そこで揉まれる必要がある。例えば、卓球なら中国やドイツ。やり投げなら北欧だし、重量挙げなら東欧やアラブ諸国で力を付けること。それらの地域で世界選手権が行われると、会場が入れ替え制になるくらい注目されるし、トップクラスの選手も多いですから。なので世界のトップを目指すには気持ちや意志の強さと、指導者や家族ら周囲の理解が不可欠です。14歳になる年に渡米した錦織もそうだし、高校卒業後に単身スロバキアに渡ってこの五輪で銅メダルを取ったカヌーの羽根田にしてもそう。とにかく自分はこの競技を極めたいという強力なモチベーションがなければ難しい」

 この日、日本チームが勝った相手は、かつてお世話になったドイツ。恩返しの勝利といえよう。

 日本は17日(日本時間18日午前7時30分)の決勝で韓国にストレート勝ちした中国と対戦する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性