復帰大谷163キロ記録も…ハム勝ちきれずソフトB戦に暗雲

公開日: 更新日:

 二刀流復活へ明るい材料ではある。日本ハム大谷翔平(22)が、7日のロッテ戦で2カ月ぶりの先発復帰。計38球、2回を投げて2安打1失点、2奪三振。自己最速タイの163キロをマークするなど上々の内容だった。

「なんとかリードした状態でつなげられてよかった」とは登板後の本人だ。

 21日からのソフトバンク戦の先発に向けた調整は順調とはいえ、良いことばかりではない。戦線離脱したマーティンに代わる抑えにメドが立たなかったからだ。

 1点リードの九回、マウンドに上がったのは制球に難のある左腕吉川。案の定、ボールが先行してピンチを広げ、打者5人に2安打1四球で同点に追いつかれた。

 大谷を欠いた打線もパッとしなかった。初回に2点を取って以降、七回まで無得点。九回同点に追いつかれて以降は結局、点が入らず、勝ち試合を引き分けた。

 大谷に先発のメドが立っても、打線は貧弱になり、抑えの問題は解決しないまま。あっちが立てば、こっちが立たずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動