江夏氏評価の金田がオリ流出 またも問われる阪神の育成力

公開日: 更新日:

「メンタルに課題がある投手を育てるのは簡単ではない。だからこそ、球団の育成能力が問われるところ。金田はハングリー精神が旺盛で真面目な選手と聞いている。不調だった近年は一軍で投げたい、活躍したいと結果を求めすぎたのだろう。投球に集中できるように導くだけでも、変化が表れるかもしれない」

 金田と同様、オリックスへ移籍(トレード)した白仁田(当時29歳)は、阪神では通算6試合で1勝しか挙げられなかったが、移籍初年度の15年は主にリリーフとして43試合登板、2勝2敗と一皮むけた。

 環境が変わって活躍することはよくあるが、白仁田はオリックスでコーチとフォーム改造に取り組み、当時の森脇監督から「野球人生を懸けるつもりでやれ」と言われて奮起した。金田が新天地で開花すれば阪神の育成、指導力が問われそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束