Vの鈴木愛も恩恵? 好スコア続出の裏に超バブリーコース

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「会場は高級接待コースとして知られ、ティーグラウンドから見てフェアウエーが広く、フェアウエーバンカーもガードバンカーもお飾りでほとんどハザードとして効いていない。バンカー越えでピンを狙わせるホールであっても、カップが奥めに切られており選手には難しくない。18番はラフからでもバーディーチャンスにつける選手が多く、グリーンにはアンジュレーションがほとんどなく、ショット精度の良し悪しに関係なくスコアが伸びた。うまい選手とそうでない選手との技術の差が出にくい。韓国選手が上位にいませんでしたが、タフなコースになると集中力が高まる韓国選手にとって、ミスショットとナイスショットとの差が出ない会場では技術が生かされずに闘争心がわかなかったのでしょう」(評論家の宮崎紘一氏)

 VIP専用の個室やロッカールーム、風呂までついて会員権市場では相場1500万円、名変料150万円という今どき珍しいバブリーなコースだ。アマチュアを気持ちよくプレーさせるゴルフ場なら戦略的に難しく設計する必要がない。飛ばなくても、ボールが曲がらない女子プロにとってはラクチンだったのだ。

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