ロシアW杯に導く先制弾 FW浅野の意外な素顔を母親明かす

公開日: 更新日:

■父さんの代わり弟を叱る

 7人きょうだいの三男坊。母の都姉子さんによれば、「タクは昔から弟思いで、6番目の弟をお風呂に入れてくれたり、家事の手伝いをしたりと、本当に気の利く子でした。小さい頃にありがちなイタズラをして近所に謝りに行かせると、その家の方と仲良くなって帰ってくるくらい社交的で、きょうだいの中で一番しっかりしていました」という。

「浅野選手本人も、『4番目の弟が(ドラえもんの)ジャイアンみたいな性格なんで、仕事で家を空けることの多かったお父さんの代わりによく叱ってました。お母さんもプロになって家を出るときに、タクがおらんかったらこの家どうなるんやろ、と心配してましたね』と笑っていました」(前出の元川氏)

 この日、昨年9月6日のタイ戦以来となる1年ぶりの先発抜擢に応えた浅野は、21歳のMF井手口が挙げた2点目のゴールに触れ、「ボクたちの世代がどんどん底上げをしていかないと。上の世代の人を脅かせるようにやっていきたい」と胸を張った。このまま本田圭佑(31=パチューカ)、岡崎慎司(31=レスター)をベンチに追いやれば、日本代表も様変わりしてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」