ロシアW杯に導く先制弾 FW浅野の意外な素顔を母親明かす

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■父さんの代わり弟を叱る

 7人きょうだいの三男坊。母の都姉子さんによれば、「タクは昔から弟思いで、6番目の弟をお風呂に入れてくれたり、家事の手伝いをしたりと、本当に気の利く子でした。小さい頃にありがちなイタズラをして近所に謝りに行かせると、その家の方と仲良くなって帰ってくるくらい社交的で、きょうだいの中で一番しっかりしていました」という。

「浅野選手本人も、『4番目の弟が(ドラえもんの)ジャイアンみたいな性格なんで、仕事で家を空けることの多かったお父さんの代わりによく叱ってました。お母さんもプロになって家を出るときに、タクがおらんかったらこの家どうなるんやろ、と心配してましたね』と笑っていました」(前出の元川氏)

 この日、昨年9月6日のタイ戦以来となる1年ぶりの先発抜擢に応えた浅野は、21歳のMF井手口が挙げた2点目のゴールに触れ、「ボクたちの世代がどんどん底上げをしていかないと。上の世代の人を脅かせるようにやっていきたい」と胸を張った。このまま本田圭佑(31=パチューカ)、岡崎慎司(31=レスター)をベンチに追いやれば、日本代表も様変わりしてくる。

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