日馬富士暴行で新たな謎 内容異なる「2つの診断書」が

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 大相撲の横綱日馬富士(33)が秋巡業中の鳥取市内で先月25日夜、幕内貴ノ岩(27)に暴行した事件で、鳥取県警は17日午後にも日馬富士から任意で事情聴取する方針だ。事件の全容解明に向けて動き出したわけだが、ここにきて新たな“謎”が浮上している。貴ノ岩側が日本相撲協会と鳥取県警に提出した2つの診断書の内容が大きく異なることが分かったのだ。けさの朝日新聞が報じた。

 日馬富士の暴行で頭にケガを負った貴ノ岩は、同席していた後援会関係者に連れられて病院に行き、治療を受けた。翌26日は鳥取市で巡業を行い、27日は島根県松江市、28日は広島県広島市、29日は同県福山市で巡業。この29日に貴ノ岩と師匠の貴乃花親方は鳥取県警に被害届を診断書とともに提出した。この診断書によると、ケガの程度は軽く、骨折はしていなかったとされる。

 ところが、貴ノ岩側が九州場所を休場するために協会に提出した診断書は全く違っていた。こちらの診断書は、貴ノ岩が今月5日から9日まで入院した福岡市内の病院で9日付で作成されたもので、なんと「脳震盪、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と記載されていたのだ。この診断が正しければ、暴行事件の後も巡業やけいこを続けていた貴ノ岩はまさに不死身というほかない。

 内容が大きく異なる診断書がどのような経緯で作成されたのか。日馬富士騒動の“謎”は深まるばかりだ。

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