「赤土の王者」健在 ナダルが全仏OP貫禄の2年連続11度目V

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 テニスの全仏オープン(パリ)は10日、男子シングルス決勝を行い世界ランキング1位で第1シードのラファエル・ナダル(32=スペイン)が同8位で第7シードのドミニク・ティエム(24=オーストリア)をセットカウント3―0で下し、2年連続11度目の優勝。同一の4大大会で11度の優勝はオープン化以降、男女を通じて初の偉業である。ナダルは4大大会通算17度目のタイトルで、優勝賞金220万ユーロ(約2億8000万円)を手にした。

 クレーコートで抜群の強さを発揮することから「赤土の王者」の異名で知られるナダル。今季、クレーコートで唯一、土をつけられている若手のティエム相手に、序盤から安定したストロークを見せて圧倒。第3セットは第3ゲームでブレークに成功して、最後までつけ入る隙を与えずに、今季4勝目、通算79勝目を挙げた。

▽ナダルの話「強い相手にこんな勝ち方をするとは想像してなかった。間違いなく今大会のベストマッチだった」

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