ボクシング連盟山根会長をドンへと変えた日大との“深い縁”

公開日: 更新日:

 当時を知る日大OBの現役審判は「あの頃の山根会長は今のように威張り散らすこともなかった」と言うが、連盟の会長職に就くや暴君さながら。試合用の公式グローブを1社に独占させた上に市場価格より2~3割増しで販売させ、代金の振込先を親族の口座にしていた事実をとがめられた際は、「それの何が悪い!」と開き直る始末だ。連盟幹部もすっかり萎縮し、ドンの怒りを買わないようにと忖度することしきり。日大の田中理事長以上の恐怖政治を敷いていた。

 その最たる例が、各県の連盟で共有されている「おもてなしリスト」だろう。実に38項目からなる注意事項は、そのすべてが大会の視察に来る会長の飲食に関すること。ホテルの部屋には「ミネラルウオーターを1ケース用意し、6本は冷蔵庫へ」から始まり、みかん1ネット、リンゴやブドウは銘柄指定の上に「高級品」との注釈までついている。他にも肉は和牛しか食べず、ハンバーグは合いびき肉もダメ、タイやマグロは食べるがウナギやアナゴは好まず、目玉焼きは「外はカリカリ、中は半熟」と焼き方までご丁寧に書いてある。粗相があればそれだけの仕打ちが待っているからだ。関係者は機嫌を損ねないようにハンバーグの肉質まで気を使う。まるで子分に揉み手をされるヤクザの親分さながらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 2

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  3. 3

    山本由伸の敵は身内ドジャースのヘッポコ捕手陣 自動投球判定システム「セルフチャレンジ」のススメ

  4. 4

    京都小6男児遺棄事件は急転直下! 父親逮捕で残る数々の「謎」…犯行動機は? 隠蔽工作も稚拙

  5. 5

    松本人志の地上波本格復帰を誘発? 消息不明だった板東英二が高須克弥氏のインスタに登場の意味深

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 10

    田中将大 好調のウラに“病気”の克服…昨季との「決定的な違い」を元巨人投手コーチが解説