会長追放も…山根派vs再興する会“仁義なき戦い”は第2幕へ

公開日: 更新日:

 とはいえ、一難去ってまた一難。ここへきて日本連盟内では、揃って理事を辞任するはずの山根一派の残党が暗躍しているというのだ。

「8日の会見で、吉森専務理事が『ほぼ全員の理事が辞意を表明している』と言いました。実際、署名押印した文書があるのですが、翌9日になって一部の理事がその文書を破り捨てたというのです。山根氏がいなくなっても、山根派の理事が日本連盟を牛耳るという意思表示なのか。私たちは連盟の体制刷新を求めていますから、それは受け入れられません。一方で、理事の中には良心的な人物もいます。彼らは理事全員に辞めるよう説得する、と言ってくれています」(前出の「再興する会」関係者)

 たとえ山根会長が永久追放されたとしても、山根派VS再興する会の戦いはまだまだ終わらない。日本ボクシング連盟のゴタゴタは当分続きそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動