会長追放も…山根派vs再興する会“仁義なき戦い”は第2幕へ

公開日: 更新日:

 とはいえ、一難去ってまた一難。ここへきて日本連盟内では、揃って理事を辞任するはずの山根一派の残党が暗躍しているというのだ。

「8日の会見で、吉森専務理事が『ほぼ全員の理事が辞意を表明している』と言いました。実際、署名押印した文書があるのですが、翌9日になって一部の理事がその文書を破り捨てたというのです。山根氏がいなくなっても、山根派の理事が日本連盟を牛耳るという意思表示なのか。私たちは連盟の体制刷新を求めていますから、それは受け入れられません。一方で、理事の中には良心的な人物もいます。彼らは理事全員に辞めるよう説得する、と言ってくれています」(前出の「再興する会」関係者)

 たとえ山根会長が永久追放されたとしても、山根派VS再興する会の戦いはまだまだ終わらない。日本ボクシング連盟のゴタゴタは当分続きそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理