阪神“日ハムの顔”中田翔獲り見送りの裏に糸井不発の逆風

公開日: 更新日:

 たしかに、糸井は阪神入団早々に古傷を抱える右ひざを故障。昨季は9月末に左肩の腱板を損傷し、リハビリを強いられた。

「骨折してもフルイニング出場を続けたかつての金本は別格としても、球団は糸井にチームを牽引してもらいたい、ともくろんでいた。が、ケガが多いだけでなく、守備にも問題がある。当初は不動のセンターとして起用するプランがあったものの、膝の影響もあって思ったほど足が動かない。ライトでの起用は、センターを任せるには心もとないとの判断もあった」(前出のOB)

 糸井の中堅構想が崩れたことで、守備に不安がある高山が中堅起用され、その負担も重なり打撃不振に陥るなど、マイナス面も出た。こうした糸井の“物足りなさ”が、阪神に野手のFA補強に二の足を踏ませた側面もあるというのだ。

 一方、中田は昨15日、神戸市内で自主トレを公開。「キャリアハイを目指したい」と意気込んだ。オフに3年10億円の大型契約を結び、名実ともに日本ハムの顔となったが、糸井がもっと働いていれば、「阪神・中田」が誕生していたかもしれない……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もはや地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです