トランプ政権が新たな規制 キューバ人選手獲得に“横やり”

公開日: 更新日:

 米政府は大リーグ球団によるキューバ人選手獲得に関して新たな規制を設けることが8日(日本時間9日)までに分かった。複数の米メディアが伝えている。

 報道によれば、ベネズエラやキューバの体制を批判するジョン・ボルトン大統領補佐官が「キューバは野球選手を利用しようとしている。国民的な娯楽がキューバやベネズエラ政権の手助けをするようなことはあってはならないことだ」との声明を発表した。

 キューバ人選手を巡っては、これまで亡命して米球界入りするケースが相次いだため、MLB(大リーグ機構)とキューバ野球連盟は昨年12月、選手移籍に関する協定を交わした。キューバ側が作成した移籍可能選手のリストをもとに、米各球団が自由に選手を獲得できることになっていた。今月2日には、キューバ連盟が初めて移籍可能な34選手を発表したばかり。

 ESPN(電子版)などによると、トランプ政権はMLBに対し、厳格な移籍に関するルール策定を求めているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり