F・トーレスはなぜ鳥栖を選んだのか 自伝の著者が明かす

公開日: 更新日:

「日本人はもっと怒りを表に出すべき」

 ――自分の感じたこと、思ったことを口にすることがプラスになると判断した場合、ハッキリと物申すタイプであることも分かった。

「これも本書に詳しくありますが、彼は日本サッカーに<違和感>を覚えたことがいくつかあります。それは<試合に出ていない選手が楽しそうに練習をしている><試合に負けてもプレッシャーを感じていない><降格圏にいても険悪な雰囲気が漂わない>ことなどです。これに戸惑ったトーレスは『そこにネガティブさを感じてしまう。日本人はもっと怒りを表に出し、感じたことを全部吐き出すべきでは。試合に負けてボクはカンカンに怒っている。なのに選手は落ち着いている。負けたときと勝ったときが同じではいけない』と話してくれました」

 ――ひとたびピッチを離れるとトーレスは静寂を好み、非常に落ち着いたタイプの人物だ。

「トーレスは日本文化に強い関心を抱き、仏教と神道について知識を得てから来日しました。実際に多くの寺院を訪れ、散策しています。本書は鳥栖ファン、トーレスファン以外の人にも読んでほしい。驚きや葛藤を経験しつつ、積極的に新しいものを学ぼうとしているトーレスに<触れていただきたい>と思います」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網