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佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

やっぱりフィニッシュの精度は日本サッカーの永遠の課題

公開日: 更新日:

 試合後の公式会見ではイングランド代表監フィル・ネヴィル監督の『もし私のチームであのような愚かな態度をするものがいたら、二度と代表へ呼ばない。まあ、そのような選手はウチにはいないが』と罵っていた姿が印象的だったが、試合中は紳士を振る舞い、試合後には相手をなじる裏腹な態度に筆者から言わせれば、どっちもどっちだろうと言いたくなってしまったのだが……。

■フットボール先進国での大会は厚みがある

 現場へ来るまでは正直、ナメていた。しかしその想いは、早々と簡単に打ち砕かれる。それは、いちファン目線で見ても十分に楽しめるエンターテイメント性を感じ取ったからである。

 世界的コンペティションは、フットボール先進国で行うべきというのが筆者の持論でもある。

 一喜一憂するファンが醸し出す心地良い雰囲気は流石だった。

 強国の大半が、持って生まれた体格勝負的フットボールを展開する女子サッカー。サイドチェンジもパス一本でペナルティーエリア外からの力強いロングシュートだってある。これはこれでひとつのコンテンツとしての成り立ちを示していた。

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