著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

“幻の日本vsブラジル戦”を追って 南部ポルト・アレグレへ

公開日: 更新日:

 ブラジル南部の都市、ポルト・アレグレを初訪して思ったことがふたつある。

 ひとつはサンパウロから空路1時間強の距離にもかかわらず、気温差が激しくて寒かったこと。もうひとつは実に美人が多いことだった。要はジゼル・ブンチェンやアレッサンドラ・アンブロージオ(ともにリオグランデ・ド・スール州出身の世界で活躍するスーパーモデル)と同郷のボニータ(ブラジル美人)たちが目の前を頻繁に通り過ぎるのを目にして、気分良く活動出来る街だと確信した。

 コパ・アメリカ2019準々決勝ブラジル対パラグアイの試合会場に向かう車窓から、スタジアムの近くにトタン屋根の景色が広がる。ファベーラ(ブラジルの、スラム街)だ。あのロナウジーニョ・ガウーショもこの街のファベーラから巣立ってレジェンドとなった。ブラジルワールドカップで訪れた5年前、リオのファベーラへも足を運んだが、洗練された都会のソレとは異なった“本物のブラジルの匂い”を瞬時に嗅ぎ取れる光景だった。

 現地6月27日からノックアウトステージが始まったコパ・アメリカ。この地で日本代表が地元ブラジル代表との“真剣勝負”を願ったのはサポーターだけではない。メディアの人間だって同様だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方