白鵬が突然の方針転換…「年内引退」発言にダメ押したモノ

公開日: 更新日:

白鵬は日本国籍を取得し、親方になる条件のひとつは満たした。将来は協会の理事長になる野望を抱いているようだが、それにはまず理事選に出馬して当選しなくてはならない。理事選は親方なら誰でも立候補できるとはいえ、引退してすぐのペーペーでは一門内の支持を得られません。協会執行部にクーデターを仕掛けて失敗し、退職した貴乃花でさえ、初めての理事選への出馬は引退から7年後の10年だった。下積みを始めるなら、早い方がいいですからね」

 親方は平年寄、主任、委員、役員待遇委員など役職がある。通常、引退してすぐの親方は平年寄。横綱の場合は5年間、委員待遇として扱われるものの、協会内の仕事という意味では新米であることに変わりはない。43回優勝の白鵬でも、一から親方としての仕事を覚えないことには始まらない。

「白鵬は一代年寄を希望しているが、実績以上に素行面での問題が多い。おそらく、一代年寄は却下されるでしょう。白鵬も自分の人望のなさを認識しているのか、親方株を1つ確保したというウワサもある。引退に向けた準備は着々と進んでいますよ」(前出の親方)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後