イチロー米野球殿堂入り確実も得票率は伸びそうにない根拠

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 米国では“犯人捜し”すら行われている。元ヤンキース主将のデレク・ジーター(45)が、野球殿堂入りしながら満票ではなかったことが波紋を呼んでいるのだ。

 2014年にユニホームを脱いだジーターは資格1年目で順当に選出。事前の予想では昨年のマリアノ・リベラに次ぐ史上2人目の満票が確実視されたが、1人だけ投票しなかった全米野球記者協会(BBWAA)会員がいたため、得票率は99・7%だった。

 米野球殿堂はMLBで10年以上プレーした選手が、引退後5年を経過すれば対象となる。今回、ジーターは100%の得票率に届かなかったが、11日付のCBSスポーツ(電子版)は、将来的に満票での殿堂入りが予想される7人のうちの1人に、昨年3月の日本開幕戦を最後に引退したイチロー(46=現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)を挙げている。

 イチローが殿堂入り資格を得るのは2025年。10年連続200安打など、実績はケチのつけようがない。殿堂入りは確実視されるものの、米メディアの見込み通り、満票を得られるのか。

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