J監督初の陽性も鳥栖 コロナトラブル“九州由来”続発の苦悩

公開日: 更新日:

「まったく予断を許さない新型コロナ禍でのリーグ運営ですからね。新たに直面する状況を把握しながら<まずは試合を開催する>ことを第一目標に据え、状況に応じてベストと思われる<対症療法を講じる>ことしか手だてはなく、J幹部たちの苦悩が容易に想像できます。それにしてもJリーグでは<九州由来のトラブル>が目立つ。7月31日に福岡の選手に陽性反応が出て埼玉での大宮戦が中止され、8月1日にはFC東京―鳥栖戦の前に<鳥栖選手に発熱者>の情報がFC東京に伝えられ、2―3で敗軍の将となったホームのFC東京・長谷川監督が『安心が担保できない中で試合はやらないべき』と苦言を呈した。そして今回の<鳥栖の体調不良監督が茨城で采配を振った>です。Jにとって非常に頭の痛い事態でしょう」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

 これからもJの苦悩は続いていく――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった