G菅野獲得にヤンキースも色気…日本S敗戦投手でも魅力な点

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 かねてメジャー志向の強い巨人のエース・菅野智之(31)は今オフ、ポスティングシステムを利用して海を渡ることが確実視されている。

 そんな菅野に対して今季、ワールドシリーズを制したドジャースが本格調査を開始したことはすでに報じたが、西海岸の名門球団に負けじと東海岸の老舗強豪球団も菅野のリサーチをスタートしたという。ヤンキースのことだ。

 エースのコール、昨年18勝しながらDVで出場停止処分を食らったヘルマンはともかく、彼らに続く先発の補強は急務。ハップ、パクストン、田中にはクオリファイング・オファーをせず、彼らがFAになったからだ。特派員のひとりがこう言う。

「ア・リーグ東地区のライバルはいまやレッドソックスよりレイズ。そのレイズにレギュラーシーズンで2勝8敗と負け越して地区優勝をさらわれた揚げ句、プレーオフの地区シリーズでも敗れましたからね。そもそもフロリダのタンパはヤンキースのオーナー一族の根城で、チームのキャンプ地。そのタンパと目の鼻の先のセントピーターズバーグを本拠地にするレイズにだけは負けるなという思想がヤンキースの根底にはある。今オフは補強に目の色を変えるはずです」

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