G菅野獲得にヤンキースも色気…日本S敗戦投手でも魅力な点

公開日: 更新日:

 かねてメジャー志向の強い巨人のエース・菅野智之(31)は今オフ、ポスティングシステムを利用して海を渡ることが確実視されている。

 そんな菅野に対して今季、ワールドシリーズを制したドジャースが本格調査を開始したことはすでに報じたが、西海岸の名門球団に負けじと東海岸の老舗強豪球団も菅野のリサーチをスタートしたという。ヤンキースのことだ。

 エースのコール、昨年18勝しながらDVで出場停止処分を食らったヘルマンはともかく、彼らに続く先発の補強は急務。ハップ、パクストン、田中にはクオリファイング・オファーをせず、彼らがFAになったからだ。特派員のひとりがこう言う。

「ア・リーグ東地区のライバルはいまやレッドソックスよりレイズ。そのレイズにレギュラーシーズンで2勝8敗と負け越して地区優勝をさらわれた揚げ句、プレーオフの地区シリーズでも敗れましたからね。そもそもフロリダのタンパはヤンキースのオーナー一族の根城で、チームのキャンプ地。そのタンパと目の鼻の先のセントピーターズバーグを本拠地にするレイズにだけは負けるなという思想がヤンキースの根底にはある。今オフは補強に目の色を変えるはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発