大久保博元さん 西武時代に一番酒に強かったのは渡辺久信

公開日: 更新日:

 お酒が強い先輩ですぐ浮かぶのは東尾(修)さんですね。どんなに飲んでも乱れたり、潰れたところをまったく見たことがありません。他の先輩も乱れないにしても、結局、吐いちゃう体育系のノリ。時代とともに、飲めない選手に飲ませることはなくなっていきましたけどね。怖い先輩だと思っていた人が酒の席で距離が近づくこともありました。とくに二軍の時期だとお金もなくて安い居酒屋に行くけど、そこで先輩がおごってくれて、いろいろ教えてもらったりしましたから。ただ僕は寮生だったので、10時になると先輩に「おまえらもう帰れよ」と言われましたけど。

■合言葉は「六本木に行こうぜ」ではなくて「YOUに行こうぜ」

 西武の寮生時代にいつも一緒だったのがナベちゃんこと渡辺久信さん、工藤公康さん、笘篠誠治さん。それからキヨ(清原和博)もいましたけど、キヨは騒がれすぎてしまうから、時々の参加でした。先輩方はみんなモテる人たちだったのに、このメンツで集まる時は女がまったくいないんです。男だけ!(笑い)


 メシをたらふく食べた後、六本木にあるショーパブ「YOU」に行くのが楽しくて。そのショーパブにも女の子はいませんから、完全に男飲み。その店でモノマネとかのショーを見ながら飲むのが僕らのステータスだった。楽しかったですねぇ。「六本木に行こうぜ」ではなくて、「YOUに行こうぜ」という感じでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」