著者のコラム一覧
安彦考真

1978年生まれ。神奈川県出身。43歳。身長175センチ、体重74キロ。2018年に練習生を経て「年俸ほぼ0円」でJ2水戸と40歳でプロ契約。19年にJ3のYS横浜に「年俸120円」で移籍。同年開幕戦に41歳1カ月9日で途中出場。ジーコのJ最年長初出場記録を更新した。20年限りで引退。「おっさんJリーガーが年俸120円でも最高に幸福なわけ」(小学館)が発売中。オンラインサロン「Team ABIKO」も開設した。

突然の「格闘家宣言」は常に挑戦者であり続けるための手段

公開日: 更新日:

「2021年の大晦日、さいたまスーパーアリーナで行われるRIZIN参戦を目指します」。20年12月20日のJ3・YS横浜最終戦。試合後の引退セレモニーで飛び出した「格闘家宣言」に1000人超の観衆は仰天した。スタンドで見守った両親にとっても寝耳に水。息子を問いただしたという。

 ◇  ◇  ◇

「アンタ、どういうことなのか、ちゃんと説明しなさい。挑戦は応援します。『心の格闘家』ならいい。でも、殴られるのは見てられない」

 そう詰め寄る母親に対して「大事なのは5分×3ラウンドじゃない。挑戦者で居続けるための手段なんだ」と話した。

「これまで『40歳Jリーガー』『オールドルーキー』『年俸120円Jリーガー』を代名詞にしてきましたけど、すべて過去の話。挑戦者であり続けることを一番分かりやすく表現できる術は何か? メンターとも考え、行きついたのが『格闘家』だったんです」

 ただ、彼が現役格闘家の朝倉未来那須川天心らと正面切って競い合っても意味がない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状