橋本組織委会長が議員辞職を拒否するワケ 税金泥棒と批判

公開日: 更新日:

 本当なのか、組織委に確認すると、「事実ではない。森前会長と同じく役員報酬はもらっていません」(広報部)とのこと。そうなると、ますます議員は辞められない。

■主要閣僚ポストの密約も?

「橋本さんが“掟破り”で国会議員の身分にしがみつくのは、五輪後に重要閣僚のポストが約束されているからという噂も流れている。しかし、国会議員は組織委会長の片手間にやれるような仕事ではないはずです。選挙で国民の負託を得たと同時に、税金が投入される。しかも今は通常国会の真っ最中ですよ。採決時だけ出席するというのでは税金泥棒でしょう。就任の挨拶で『会長として全力を尽くす』と言ったのだから潔く議員を辞めて組織委会長に専念するべきです。どうしても国会議員がいいなら、五輪を成功させて、また立候補すればいいじゃないですか」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 議員を辞めたくないなら組織委会長を引き受けなければよかった。スピードスケートと自転車競技で7回のオリンピックに出場した「五輪の申し子」が、個人や政党のエゴを優先して五輪憲章も無視とは皮肉な話だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状