阪神・佐藤輝“逆方向弾”OP戦4号で見えてきた弱点と攻略法

公開日: 更新日:

■リーチのある腕が伸びる外角は強い

「リーチのある腕が伸びる外角は強い。上半身と下半身が絡みついているというか連動しているから、打球が飛ぶ。振り遅れ気味で、あっち向いてホイと打っても、パワーで逆方向に押し込める。その分、腕が邪魔になる内角、特に高めに弱点がある。開幕まで2週間を切り、ここ何試合かは攻められるようになってきた。内角を直球で攻められると、並の打者なら詰まってフェアゾーンに入ってしまうが、佐藤の場合、詰まってもファウルにして逃げられるから厄介。ただ、以前は見られなかった低めのボール球になる変化球に反応し始めている。あるいは内角を攻められている影響かもしれません」

 開幕後もこの調子で打ち続けるのか。

「それでは困ります。執拗に胸元への球を意識させて、低めのボール球になる変化球を振らせるというパターンが基本になるでしょう。リーチがあるので、中途半端な高さはダメで、フォークなら膝元からワンバウンド。これは新人への攻め方というより、外国人選手への攻め方に似ています。それほど警戒が必要な打者ということ。キャンプから見ているが、どっしりとしていて、まるで10年目の選手みたい。自分のペースを貫けるのは立派だが、開幕後は各球団の死球もいとわない内角攻めが始まるでしょう。本当の勝負はそこからですね」(前出のスコアラー)

 敵将の原監督は「手ごわい相手になる」と虎の黄金ルーキーを持ち上げたが、このスコアラーが言うように、まだシーズン用の配球ではないとすれば、したたかである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    榊英雄が2審も懲役8年…昔と違って、一度の過ちも許されない時代に

  4. 4

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  5. 5

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  3. 8

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  4. 9

    霞ケ浦“春高バレー指揮官”高橋監督「今から他競技でも県ベスト8は狙えます。部活動の指導は組織づくり」

  5. 10

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”