青山・柴原組がマイアミOP優勝…大坂以上に“金”有望な根拠

公開日: 更新日:

 4日に行われたテニスのマイアミ・オープン女子ダブルス決勝で、青山修子(33)、柴原瑛菜(23)のペアが優勝。ヘイリー・カーター(米国)、ルイザ・ステファニ(ブラジル)組を6―2、7―5で下した。

 マイアミ・オープンは4大大会に次ぐ格付けの大会。出場選手はグランドスラムとほぼ同じような顔ぶれだけに、「自信になります」と青山が喜べば、柴原も「今季で一番の瞬間です」と話した。

 自己最高の世界ランク13位に浮上した2人の東京五輪への出場はほぼ確実だ。

「メダルの可能性を言うなら大坂なおみより高いかもしれません」と、スポーツライターの武田薫氏がこう言った。

「青山はテニス協会の土橋強化本部長の秘蔵っ子で、東京五輪の目玉。154センチと小柄ですが、コートがよく見えていて判断がいい。研究熱心だし、テニスをよく知っている選手です。柴原はアメリカ西海岸育ちで、ジュニアで活躍してUCLAに進学。協会の勧めもあって、東京五輪に向けて早々と日本国籍を選択しています。2人は今回がツアー通算6勝目で、今季3勝目。全豪オープンでは8強入りした実績もある。コンビがすっかり安定してきましたからね」

 テニスはゴルフと一緒で五輪よりツアーに軸足を置いている選手がほとんどだ。そんな中、柴原は子供の頃から五輪に出るのが夢だったという。だからこそ日本国籍を選択したのだろうし、そういった五輪に向けた意欲もあるいはプラスに作用するかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か