道庁に聞いた「発表のタイミングは五輪への忖度ですか」

公開日: 更新日:

「テスト大会が終わった途端にコレ。くそナメとんな」

 このような怒りの声がインターネット上にあふれかえっている。北海道庁へ向けてのものだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

 今月5日夜、北海道は札幌市を対象に「まん延防止等重点措置」の適用を政府に要請することを正式決定。また、札幌市医療非常事態宣言を発令し、市立学校の修学旅行を当面見合わせる意向を示した。

 くしくも同日の昼には札幌市で東京五輪のマラソンコースを使用したテスト大会「札幌チャレンジハーフマラソン」が開催されていた。日本代表選手や海外のエリート選手ら90人超を呼び寄せて行われたビッグイベントだけに、「まん防」や「非常事態宣言」の後にやるわけにはいかない。つまり、道庁の発表のタイミングには五輪への忖度があったのではないか――というのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理