元世界ミニマム級王者・宮崎亮さんは亀田興毅氏のボクシングジムで現役復帰!

公開日: 更新日:

 流れが変わったのは19年10月。同年6月に公正取引委員会がプロスポーツ界の移籍制限に警告を発したことが追い風となり、他のジムとの契約交渉が自由となった。

 宮崎さんも復帰の道を選んだ。

「この年になるまで現役を続けているなんて、チャンプになったときは考えもしなかった」

 子煩悩だ。SNSには1歳の長女と2歳の長男のはじけんばかりの笑顔が連日アップされている。

 8月20日。自身の誕生日に、こう記した。

<自分の家族と歳を迎えることはチャンピオンになった時より嬉しいものです。幸せです!>

 この12月には第3子が生まれる予定だ。

「子供たちに世界チャンプのベルトを見せてやりたい。触らせてやりたい。今はそれだけやね」

 その栄光の日を掴み取るため、毎日、ひたすらトレーニングに汗を流す。

 宮崎さんの第二の王者への道は始まったばかりだ。

(取材・文=高鍬真之)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも