快進撃ヤクルト 優勝のカギを握る“フル稼働”救援陣の負担軽減

公開日: 更新日:

 セ首位に立つヤクルトの勢いが加速している。

 28日のDeNA戦にも勝って10年ぶりの9連勝。13試合負けなしの球団新記録を達成した。

 2位阪神とのゲーム差を1、3位巨人との差を5に広げたヤクルトはリーグ最多の25試合を残している。そのうち、カモにしている中日(12勝4敗5分け)、DeNA(15勝4敗2分け)とそれぞれ4試合、広島(11勝5敗3分け)と6試合。日程的にも追い風が吹いているが、不安がないわけではない。

 リリーフ陣の“酷使”がそれだ。

 28日の試合前の時点でチームの先発防御率はリーグ3位の3.60と奮闘してはいるものの、規定投球回数に達している投手はゼロ。いきおい、リリーフ陣の負担が増しており、特に勝ちパターンを担う清水昇(58試合登板=リーグ2位)、マクガフ(53試合=同5位)、今野龍太(50試合=同12位)の3人は馬車馬のごとくフル稼働中だ。この3人を中心に救援陣の防御率はリーグ2位の3.17。強力打線とともに、大健闘のリリーフ陣が快進撃を支える土台になっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった