スポーツ界の「withコロナ」来年以降も混乱必至! 反ワクチン派・ジョコビッチの今後は…

公開日: 更新日:

 こんな「規定」が増えるかもしれない。

 コロナ禍が収束しない豪州。テニスの全豪オープンの会場があるビクトリア州メルボルンは8月5日からロックダウンが続く。同州は1日、スポーツ選手にもワクチン接種の義務化を発表した。テニスジャーナリストの塚越亘氏がいう。

「来年、全豪4連覇がかかるジョコビッチはワクチン接種を拒否してきただけに対応が注目されます。コロナは次々に新株が出てくる。感染状況により、入国選手に接種証明を求める国は増えるのではないか」

 東京五輪の開幕直前、米国選手団613人のうち、約100人が未接種だった。理由は異なれど、ワクチンを受けないアスリートは少なくない。

 コロナ対策ではこんなケースもある。19日開幕のNBAはワクチン接種を義務化しないものの、未接種の選手は練習日や試合当日のPCR検査が徹底され、ロッカー、食事、移動なども接種している選手とは別。未接種の者がいればチーム内でギクシャクしないか。

 米ゴルフツアーは、通常大会では選手も観客も陰性証明が不要で、観客はマスク着用の義務もない。ワクチン接種済みで症状が出ていなければ、選手は陽性者と濃厚接触しても隔離はない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?