阪神は暗黒時代へまっしぐら…二軍もノーノー喫し8連敗→ウエスタン最下位の歴史的低迷

公開日: 更新日:

 ファームも負の歴史にのみ込まれつつある。

 阪神二軍は22日、オリックス相手にノーヒットノーランを喫し、0-1で敗れて8連敗。最下位に転落した。

 これで今季、19試合で5勝14敗、勝率.263の借金9。今月13日、藤浪ら3選手がコロナに感染したと発表。リハビリ、調整組も多く、同日は野手9人だけで試合を行い、うち5人が捕手という異常事態に見舞われたとはいえ、いくら何でも負けすぎだ。

 このままのペースで昨季と同じ年間106試合を戦えば、28勝78敗で勝率.264。ウエスタンの最多敗戦記録(2021年オリックス・71敗)はおろか、イースタン(19年日本ハム・78敗)の同記録と並び、勝率も05年以降で最低勝率をマークした09年の広島(.297)さえ下回る。一軍はこの日、ヤクルト戦に6-0で勝利、開幕からのビジターでの連敗を12で止めたが、24試合で大量15の借金を抱えている。その惨状と比べればまだマシとはいえ、二軍も似たり寄ったりだ。

■二軍Vでも…

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み