巨人が一時騒然!長嶋茂雄氏緊急入院で高まる「原監督の更迭論」と再過熱するゴジラ待望の声

公開日: 更新日:

高校生外野手1位最有力の意味

 先日、スポーツ紙に「1位指名 巨人浅野(高松商)!!」と報じられたのがいい例である。四国担当スカウトが米国のU18W杯期間中も密着マークするなど熱を上げている。現段階で1位の最有力候補というが、今年は投手も野手も即戦力の大学生が豊作。一軍は借金まみれの5位だけに、育成含みの高校生外野手を1位で指名している場合ではないにもかかわらずだ。

 前出の関係者が続ける。

「原監督が熱望する2年ぶりのFA補強との兼ね合いです。水面下で今オフの目玉でもある捕手の森(西武)、内野手の浅村(楽天)、外崎(西武)あたりを調査しているともっぱら。捕手と内野手はFA補強で埋める算段なのです。一にも二にも欲しい手薄な投手は、レンジャーズで中継ぎ要員となっている有原の動向を注視しています。原監督はまだ先発で使えると見ているようです」

■愛弟子ゴジラの監督就任を望む声

 そんな“ずぶとい”原監督に対し、SNS上には「去年も負けてまさかの続投で今年もこの戦い……。作る、育てることもできない。毎度坂本、菅野頼みの原さんじゃもう戦えない。早く辞任会見して下さい」「最下位なら歴史的な屈辱。さすがに辞めざるを得ないのではないか」といった「退陣」を求めるファンの声があふれている。

「ポスト原は、阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ、高橋由伸前監督が有力候補だった。それが、ミスターが倒れたことで“愛弟子”松井秀喜氏の監督就任を望む声が、ファンはもちろん、球団内からも上がっている。現在5位と苦しんでいるのは、チームづくりを補強に頼り、主力が30代の過渡期になる前に若手を育てなかったことに尽きる。それでも勝っていた時は『名将』と持ち上げられたが、この2年は借金を抱えての惨敗ですから」(同前)

 ミスターの体調急変を契機に「勝てない」「育てられない」原監督の退陣を求める声が、ますます大きくなってきそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも