西武・森友哉は4年18億円でオリ移籍 野球をやるなら「インフレ現象」加速する捕手に限る

公開日: 更新日:

 捕手の「インフレ」が止まらない。

 ロッテのルーキー・松川虎生(19)が1100万円増となる年俸2400万円で契約更改。高卒新人では史上3人目となる開幕スタメンマスクをかぶり、佐々木朗希(21)の完全試合をお膳立てしたことなどが評価された。高卒2年目捕手の年俸としては2015年の西武森友哉(27)の1900万円を超える史上最高額である。

 その森は国内FA権を行使、オリックスから4年総額18億円以上という破格契約を提示されて移籍を決めた。森の今季年俸は2億1000万円。給料は2倍以上に跳ね上がったことになる。

 森と同じく国内FA権を行使したオリックスの伏見寅威(32)は日本ハムと3年総額3億円の契約を結ぶとみられ、年俸4500万円からの倍増が決定的。DeNAの嶺井博希(31)も4年総額3億円超でソフトバンクへの入団が発表間近だ。今季年俸は2700万円だから、伏見も嶺井も笑いが止まらないだろう。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋