カタールに続きイランが大惨敗…次回W杯「アジア4枠増」には批判必至、日本の初戦に大重圧

公開日: 更新日:

 FIFAランクでアジア最上位20位のイランが、21日の初戦で同5位のイングランドにボコボコにされた。

 アジア最終予選A組の計10試合を4失点の堅守で突破したイランだったが、前半35分に19歳のベリンガムに先制ゴールを奪われると、前半だけで3失点。後半もイングランドの猛攻を浴びて計6失点の大惨敗である。

 アジア勢は前日の開幕戦でカタールが0-2でエクアドルに敗戦。元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏がこう言った。

「アジア最上位のイランがまるで歯が立たなかった。個人のレベルの差は歴然としていて、今季は調子が悪かったイングランドのMFマグワイアが生き生きとプレーしていていたことでも、それは明らかでした。イランはアジアでは堅守で通っていますから、23日にドイツと戦う日本にとっても衝撃的な結果だったと思います。開幕戦では強化を進めていたはずの開催国カタールが南米の中堅国・エクアドルに0-2で完敗。アジアと欧州、南米勢の差は確実に広がっている印象です」

 前回2018年ロシア大会でアジア勢は、1勝1敗1分けで日本だけが1次リーグを突破したが、16強で敗退。残りの韓国、イラン、サウジアラビア、オーストラリアの4カ国は計3勝7敗2分けで、全てグループリーグで姿を消した。14年ブラジル大会はさらに顕著で、日本、韓国、イランの3カ国が0勝2敗1分け。オーストラリアが0勝3敗で、4カ国が1勝もできなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 2

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  3. 3

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  4. 4

    参院選千葉で国民民主党に選挙違反疑惑! パワハラ問題で渦中の女性議員が「証拠」をXに投稿

  5. 5

    石破首相の参院選応援演説「ラーメン大好き作戦」ダダすべり…ご当地名店ツラツラ紹介も大半は実食経験ナシ

  1. 6

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  2. 7

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  3. 8

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  4. 9

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  5. 10

    「サマージャンボ宝くじ」(連番10枚)を10人にプレゼント