橋上秀樹(3)2013年大会準決勝プエルトリコ戦 八回「重盗」失敗の苦すぎる教訓

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あの重盗失敗は3連覇を逃す原因になったと批判を浴びましたが、あの投手(八回から登板の右腕フォンタネス)が出てきたら盗塁するのは事前のミーティングで話していました。ただ、普段から盗塁を求められていない内川と井端は、強肩のモリーナがマスクをかぶっていただけにプレッシャーになったのでしょう。内川にしてみれば、スタートが遅れないようにと意識し過ぎた結果、失敗につながった。重盗を仕掛けるケースでは後ろの走者がきちんと前の走者の動きを見て、最低でも三盗だけ成功させることを徹底する必要がある。改めて機動力の使い方を勉強させられた大会でした」

 準決勝敗退が決まった試合後のクラブハウスでは頭からタオルをかぶったままうずくまったり、人目をはばからず涙を流す選手もいたという。重苦しい雰囲気に包まれる中、山本監督以下、首脳陣は選手一人一人と握手し「ご苦労さん」とねぎらうしかなかった。

■帰国直前、急きょ到着地変更

 失意の中、荷物を整理し、敗戦翌日に帰国の途についたが、サンフランシスコ国際空港で想定外の事態が待ち受けていた。

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