阪神・岡田監督38年ぶり日本一で争奪戦!「アレ」で超多忙のオフ、次回WBC侍J監督候補も

公開日: 更新日:

妻・陽子さんの存在も脚光浴びる

 広告、マスコミ業界も今が旬とばかりに岡田監督に熱視線を送っている。

 その影響力は前述のパインアメで証明済み。岡田監督は現役時代、調味料「どんでん」(味の素)のCMに出演して話題になったが、今回は「アレ」というパワーワードがある。マスコミ関係者が言う。

「『アレのアレ(日本一)』を達成したことで一躍、流行語大賞の有力候補に浮上した。昨年まで『ショータイム』『村神様』と2年連続で野球ネタが大賞に選ばれています。紅白歌合戦NHK)のゲスト審査員にも選ばれる可能性がある。これは現状、今春のWBCで世界一を達成した栗山英樹監督との争いになりそうです」

 出版業界からも「親子以上も年が離れた選手の能力とやる気を引き出した人心掌握術に関心がある」との声も。

「熱狂的なファンを抱え、日本一激務といわれる阪神の監督を支える妻の陽子さんの存在も、脚光を浴びています。英会話が堪能な才女で、子息をエリートサラリーマンに育て上げた。チームスローガンを『アレ(A.R.E.)』に決めたのも陽子さんの推薦が決め手になった。そのうえ、メディアの取材にも丁寧に応じる度量もある。女性を中心に関心が高まっています」(前出のマスコミ関係者)

 時の人となりつつある岡田監督は昨6日、大阪市内でシーズン終了報告会見を行い、投手陣のMVPに村上、野手のMVPに近本、中野の1、2番コンビを挙げた。近日中にも秋季キャンプが行われている高知・安芸へ合流する。オフの予定もビッシリだというから、しばらく休む暇がなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性