著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

元“年俸120円Jリーガー”の格闘家・安彦考真が2024年に描く「未来予想図」

公開日: 更新日:

3月に結婚、いきなり2児の父に

 ――子供という観点では、安彦さんは3月に結婚されて、いきなり2児の父になったんですよね?

「そうなんです。格闘家転身後に北海道でトレーニングをする機会が何度かあったんですが、そこで知り合った妻と結婚し、連れ子である15歳の息子、8歳の娘と一緒に東京で暮らすようになりました。独身が長かった僕の生活は一変しましたね。4人分の生活費から子供の塾通いの費用など、かかるお金が一気に増えた(苦笑)。さらに息子は思春期真っ只中。今は中学3年生なんですが、中2の時に1年間、学校に行かずに不登校だったので、新しい環境に来て、学校に通わせるところからのスタートで、僕なりにいろいろ考えました。娘の方も『アビ(安彦)さんよりもホントのパパの方に会いたい』と言ってきたりしていた。『そりゃそうだよな』と感じつつ、一番いい距離感を自分なりに探りましたね」

 ――まさにステップファミリーです。

「僕自身がそういう環境に身を投じるとは想像もしていませんでした(苦笑)。ひとつ言えるのは、自分がどう頑張っても実の父親にはなれないということ。子供たちに『俺のことを親父だと思え』と強制的に仕向けさせることもできない。彼らにとって何が必要かを考え、僕なりに日々、向き合っています。一緒に住んでいたら愛情も湧いてきますし、責任感も高まってくる。自分自身が確実に変化していくのも分かります。僕は波乱万丈が好きなんですよね(笑)」

 ――愛する家族のためにもマネタイズが必要です。

「格闘家だけでは十分には暮らせないので、年俸120円Jリーガーと格闘家転身後の合計7年間の人生経験を生かしたマネタイズを進めています。そのひとつが『ライフタイムプロジェクト』。会社と契約して一定期間の研修を行う試みです。対象人数は最大10人。3人くらいでもやっています。一例を挙げると『2024年の自分の代名詞を3つ考える』というテーマで話をしましたね。『アグレッシブ』『チャレンジング』『反逆のカリスマ』とか何でもいいんですけど、「自己分析と進むべき方向性が明確化できる」という前向きな声をいただきました。来年からは4社での展開を希望しています。そう仕向けていきたいですね」

 ――受講者の具体的な変化などありますか?

「『株式会社あつまる』というベンチャー企業で、働きながら歌手を目指している女性をデビューさせるべく働きかけました。実際に売れるようになれば会社にとってもメリットがありますし、企業のビジョンでもある『無限の可能性の追求』にもリンクする。それが人材育成事業として成り立っていくと思います。格闘家とビジネスの二刀流ということで、チャレンジャーを続けていくのが、今の僕なんですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に