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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

全米女子プロ最終日 山下美夢有には痛恨の8番に…「流れ」を手放し勝利の女神に逃げられた

公開日: 更新日:

 山下美夢有(22)が3打差2位タイに終わった全米女子プロゴルフは、改めて勝負の「流れ」を感じさせる戦いでした。

 シアトル郊外のサハリーCCは、1998年に男子の全米プロが行われ、現地で解説したことがあります。ホールをセパレートする7500本超の樹木は当時より高く育ち、長い枝がフェアウエーにせり出しているところもある。ティーショットの精度がより求められるコースです。

 山下はドライバーが安定していたことが好スコアの要因でしたが、最終日は通算6アンダーで迎えた8番(パー4)でつまずきました。第1打は左バンカー右横のラフに曲げ、第2打はバンカー内にスタンスを取り、ボールは膝上の高さ。クラブを短く持ちハーフスイングでフェアウエーに戻したが、第3打が右のガードバンカーにつかまり、寄らず入らず。このホールのダブルボギーで「流れ」が変わったのです。

 対照的に、優勝したエイミー・ヤンは5番パー3のチップインバーディーで、悪くなりかけていた「流れ」を引き戻しました。

 勝負事にはある局面を境目にして「流れ」をつかんだり、逆に失うことがあります。「流れ」に乗ってプレーしていると、やがて極度に集中力が高まり、目の前の1打に没頭。雑音は一切耳に入らなくなります。信じられないほどバーディーが連続する、いわゆる「ゾーンに入る」というケースがまれにある。

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