MLBが「国際ドラフト構想」でひっそり進める日本のアマ選手「青田買い」のシナリオ

公開日: 更新日:

 有力な高校生や大学生が契約金の上積みを狙って、米国内でも中南米諸国など第3国に国籍を変更して各球団と自由に交渉可能なドラフト指名逃れも横行。本来であれば平均約7億4000万円で獲得できる1巡目クラスの選手でも、国籍を変えることで、2倍近い契約金を手にするケースが少なくないのだという。

 今回、MLBが国際ドラフト導入を改めて検討している背景のひとつに日本人選手対策もある。今オフは、ロッテ佐々木朗希がポスティングシステムでメジャー移籍を表明しているが、ここ数年はドジャース大谷翔平(30)の活躍もあって日本人バブルに沸いているからだ。22年には吉田正尚(31)がレッドソックスと5年126億円、23年には千賀滉大(31)がメッツと5年110億円で、それぞれ大型契約した。

 NPBで実績を残した選手を高値で契約するよりも、契約金が安価で済むドラフトで将来性のある高校生、大学生の青田買いを目論んでいるのだ。

 MLBは市場拡大を図るため、野球の国際化を進めており、多くの国・地域で選手の発掘を行っている。国際ドラフトの実施が正式に決まれば、メジャーの選手供給源である日本のアマ選手が挙って流出することにつながりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  2. 2

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  5. 5

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  1. 6

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 7

    “スジ悪”すぎる副首都法案のボロが露呈…国会審議で維新の「大阪ありき」に集中砲火

  3. 8

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  4. 9

    はつらつプレーで4人に音楽の喜びを取り戻させた陰のMVP

  5. 10

    木原稔官房長官「国会会期延長必要ない」が波紋呼び修正…失言連発で“調整役”として機能せず