古林睿煬がホロ苦デビューも…台湾リーグMVP右腕が描く「日本ハム経由メジャー行き」の野望

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「火球男」が日本デビューを果たした。

 日本ハムの新助っ人、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)(24=台湾・統一)が23日の楽天戦で初先発。初回に四球などで1死一、三塁のピンチを招くと、清宮の適時失策などで3失点。二回以降は立ち直ったものの、六回に浅村に3ランを浴びて6回途中9安打7失点で降板となった。

「特別な感覚でマウンドに上がりました。今日の投球としっかり向き合って、修正すべきところを見つめ直したいと思います」

 ホロ苦日本デビューとなったが、新庄監督が「最多勝を狙えるぐらいの投手」と高く評価する昨季の台湾リーグMVP右腕には野望がある。

 2023年11月、親善試合のため、台湾代表の一員として来日した際、「選手として大きな舞台でチャレンジしたい。もちろん日本のプロチームもアメリカの大リーグにも憧れがある」と吐露。将来のメジャー挑戦に意欲を示しているのだ。

 さらに、昨秋の台湾リーグMVP表彰式の際には、尊敬するというダルビッシュ(現パドレス)から「いつか一緒にプレーしたい。まずは1度一緒に練習しましょう。頑張ってください」とメッセージを送られ、感激していた。

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