松山英樹は衰えたのか、健在か…全米OP「世界で最もタフなモンスターコース」が試金石
今年の舞台は過去9回開催されたオークモントCC。深いラフ、硬く速いグリーン、200を超える難度の高いバンカーが点在するのは例年通りでも、そのレベルが違う。選手たちが、「世界で最もタフなモンスターコース」と呼んでおり、前回開催の16年大会のD・ジョンソンの優勝スコアは通算4アンダー。アンダーパーフィニッシュは4人だった。天候にもよるが、今年も同程度のスコアが予想される。
16年大会の松山は通算12オーバーで予選落ち。全米オープンで決勝へ進めなかったのはこの年だけ。あの屈辱は忘れてはいないだろう。
松山の他に日本勢は、杉浦悠太(23)、香妻陣一朗(30)、金谷拓実(27)、河本力(25)が参戦する。
若い日本勢に「さすが、松山さん」と言わせるか、若手より下位に沈むか。注目の4日間となる。
初日の松山は日本勢トップの4オーバー、62位タイ。
中継するU-NEXTのインタビューに「いいところとそうじゃないところと、今までできたことと新しいことと、いろんなことがごちゃ混ぜになって、試合になると訳わからなくなるというのがある。これがどっちかに偏ってくれればたぶんうまくいくけれど、なかなか。このコースも打たせてくれないというか、割り切って打てないようにさせられている感じ。まだここでアンダーパーで回ったことがないので、回ってみたい」と語った。
首位は4アンダーのJ・J・スパウン。