長嶋茂雄さんの衝撃的な偏食ぶり…スイカとメロンの真ん中の部分だけを食い散らかしていた

公開日: 更新日:

 試合前、東京ドームの食堂に行くと、テーブルの上に食べかけのスイカが散乱していることがよくあった。どうした? と聞くと、「分かってるでしょ?」と苦笑いの選手。だよな、と言って大笑いするのが、夏場の決まり事みたいになっていた。メロンなんかもそうだが、長嶋監督は蜜とジュースがたっぷりの真ん中の部分しか食べない。

 食堂に現れ、「ん? きょうはスイカか」と言うや、三角に切られたスイカの頭の部分だけをポキッ、ポキッと指で折って、口に放り込む。私もこの目で何度も目撃したことがある。開幕前にチーム関係者を招待して開いてくれる「決起集会」もまたすごかった。

  ◇  ◇  ◇

連載【プレイバック「私が見た長嶋茂雄」】の次回も、引き続き樋沢氏の「寮長が見た巨人軍」の続きを掲載予定。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  3. 3

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  4. 4

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 5

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  1. 6

    山本淳一は「妻をソープ送り」報道…光GENJIの“哀れな末路”

  2. 7

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  3. 8

    巨人・岡本和真が狙う「30億円」の上積み…侍ジャパン辞退者続出の中で鼻息荒く

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    光GENJIは全盛期でも年収3000万円なのに…同時期にジャニー&メリーが3億円超稼げていたワケ