沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

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 さらに、このジャーナリストが続ける。

「今大会は沖縄開催とあって、恩師である沖縄尚学の比嘉公也監督のもとに、メジャースカウトが挨拶に訪れるケースが予想されます。沖縄尚学は試合会場のセルラースタジアムから車で15分ほど。目と鼻の先にありますからね。末吉本人に直接会うことはかなわずとも、比嘉監督から末吉の成長過程や人となりについて話を聞ける千載一遇のチャンスです。加えて、末吉の両親と接触したいと考えている球団があっても、不思議ではありません」

 そんな末吉は中学時代は決して有名な存在ではなかったという。沖縄のマスコミ関係者が言う。

「軟式野球出身である上に、中学3年時にU15日本代表に選ばれ、145キロを投げたとはいえ、代表内ではむしろ、打者として評価されていた。沖縄県下では、興南のエース左腕・比嘉澄久のほうが全国の高校から人気を集めていたほどです。沖縄尚学には野球推薦ではなく、一般入試で入学した。そんな末吉が大きく成長を遂げることができたのは、投手育成に定評がある比嘉監督の指導があってこそだともっぱらです」

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