前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ
「前田を調査した巨人、DeNA、オリックスの3球団で言えば、広島時代に相性が最もよかったのが、東京ドームです。9年間で計99.1回に投げて自責点24の防御率2.17。横浜スタジアムでは96.2回で自責点40の防御率3.72でした。オリックスの京セラドームでの登板機会は少ないものの、計35回で自責点10の防御率2.57。東京ドームは一発を食らいやすい球場ではありますが、前田には間違いなくいい印象がある。夫人は千葉県出身で関東志向が強いとも聞く。大阪府出身の前田にとってオリックスは地元球団ということになるが、地元を離れて久しいし、実家とも疎遠だと言います。環境的にもやはり、巨人入りが最有力ということになるのではないか」
前田は巨人の田中将大と同学年。その田中は今季、10試合登板で3勝4敗(防御率5.00)と期待に応えられなかった。なんとか200勝を達成した一方で、長い二軍生活を送り、結果的に若手選手が経験を積む場を奪った。前田は日米通算200勝まであと35勝。ピークを過ぎた前田が田中の二の舞にならないとも限らない。
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