プロゴルファーは賞金を稼ぎたいなら海外を目指せ 最終戦V賞金「女子6億円 男子15億円」と夢がある
欧米ツアーのトップ選手が高額の契約金で大量に引き抜かれた経緯などから、傍流で悪いイメージが今も払拭されていません。それでもプロゴルファーは別名「賞金稼ぎ」。世界に“金満ツアー”を目指す選手が多いのはわかります。国内ツアー4勝の浅地洋佑は、今季のアジアンツアーの高額大会「インターナショナルシリーズ」のポイントレース2位で、来季のLIVツアー出場権を手にしました。ビッグチャンスを生かし、稼げばよいのです。
LIVツアーが傍流なら、本流はR・マキロイや松山英樹がプレーする米ツアーです。金子駆大は米ツアー最終予選会の参戦資格を得て、出場を決意しました。生源寺龍憲、河本力、小平智、石川遼は2次予選からの挑戦です。25歳前後の金子たちは、DP(欧州)ツアーから米ツアー「移籍」を決めた中島啓太や米下部ツアーから「昇格」した平田憲聖に続きたい。夢を追い、実現させるためにはいくつもの壁があります。どんなルートであれ、海外ツアーに挑戦する選手たちは無条件に応援したい。チャレンジしなければ何も始まりません。
DPツアーやアジアンツアーの賞金もかなり高くなりました。それでも、最高峰の米ツアーで戦うことがプロゴルファーの夢であり、力さえつけば多額の賞金にメジャータイトルも見えてくる。
ちなみに、米ツアーのプレーオフ最終戦は優勝賞金が1000万ドル(約15億6000万円)。夢があるじゃないですか。



















